一般内科編
Q:こちらのクリニックの名称は「癒しの森消化器内科クリニック札幌がんフォレスト」となっていますが、お腹の病気とがんしかみてくれないのでしょうか?
A:名称はそのとおりですが、診療科目は「内科、消化器内科、腫瘍内科」となっております。お腹やがんの病気だけではなく、風邪や高血圧、糖尿病など一般内科の診療もおこなっています。ちなみに当クリニック院長が持つ専門医は「内科認定医」、「消化器病専門医」、「消化器内視鏡専門医」、「消化器内視鏡指導医」、「がん治療認定医」、「がん治療指導医」、「超音波専門医」、「超音波指導医」となっております。
Q:ホームページからの診察予約はできないのですか?
A:大変申し訳ないのですが、現在のところできません。その代わりお電話を頂けましたら、ご希望の時間帯でご予約が可能です。
Q:インフルエンザ、特に新型インフルエンザが心配です。これらは簡単にかかっているかどうか調べることができますか?
A:簡単に調べることができます。のどや鼻腔に綿棒をいれてこすり、それを検査キットに入れれば15分で結果が出ます。
Q:検診でコレステロールと中性脂肪が高いと言われました。どのようなことに注意すればいいでしょうか?
A:血液中のコレステロールや中性脂肪が高い病気は高脂血症といわれています。これらのうち、特に悪玉コレステロールといわれるLDLコレステロールが高いと動脈硬化が進み、放置すると狭心症(心筋を養っている冠状動脈が狭窄し、血液が心筋に行きづらくなる。胸の締め付けられるような痛みがある)や脳梗塞にかかりやすくなりますので、治療が必要です。治療としてはまず、天ぷらやいくら、すじこなどコレステロールの多い物を食べ過ぎない食事療法や1日30分以上のウオーキングなどをおこないます。これらによってもLDLが改善しない場合はお薬を飲む必要があります。
Q:糖尿病でお薬を飲んでいます。医師から採血の結果としてヘモグロビンA1c(HbA1c)の値がいくらいくらあるとよく言われます。HbA1cって何でしょうか?
A:HbA1cとは糖尿病のコントロールが良好かどうかを示す指標です。ヘモグロビン(赤血球の中にある色素)と結合した糖の割合を見るもので、およそ1-2ヶ月前の血糖値が反映されます。従ってこれを調べることでそれ以前の血糖コントロールが良好かどうかわかります。6.5未満が正常で、これより高いと糖尿病コントロールが不良だということになります。
消化器編
Q:お腹が痛いのでクリニックに行ったら、胃カメラを勧められました。胃カメラはどうして必要なのですか?
A:胃カメラは、みぞおちなど上腹部の痛みや吐き気などがある時に行います。これは胃のあるのがみぞおちのあたりで、これらの症状がある時には胃潰瘍、慢性胃炎、或いは胃がんなどができていることが多いからです。
Q:胃カメラをやったことのある人に聞くと、検査中ゲーゲー吐いてとてもつらかったとのことでした。つらくない胃カメラってないのですか?
A:あります。以前、胃カメラは口からカメラをいれておこなっていました。しかし、最近になって鼻からいれる、いわゆる経鼻内視鏡が出てきました。これは口からのカメラの径が9mmであるのに対し、経鼻内視鏡は5mmと細く、なんと鉛筆の太さより細いのです。そして鼻からカメラを入れると舌根部(いわゆる、“のどちんこ”といわれるところです)にカメラが当たりにくいので、吐き気がほとんど起こらないのです。さらに、お話をしながら胃カメラ検査を受けることもできますので、検査中に何か疑問があれば質問もできますし、具合が悪ければそれを言って検査を中止するというようなことも可能です。癒しの森消化器内科クリニックでは最新の経鼻内視鏡をご用意しております。
Q:最近、ピロリ菌が胃潰瘍や胃癌の原因だとマスコミなどで言われていますが、本当ですか?また、ピロリ菌って何ですか?
A:本当です。ピロリ菌というのは胃の中に住んでいる細菌です。ふつう、胃の中は胃酸があるため細菌は生きていけないのですが、ピロリ菌はアンモニアを産生して酸を中和するので胃の中で生きていけます。そしてこのアンモニアが潰瘍の原因だと言われています。さらにピロリ菌がいると胃に萎縮性胃炎がおこり、これが胃癌の原因になります。50代以上の日本人の、なんと70%にピロリ菌がいます。ですからピロリ菌を取り除いてやれば日本人では胃潰瘍や胃癌になる人が少なくなるわけです。
Q:ピロリ菌検査は簡単にできますか?
A:簡単にできます。一番簡単で確実なのは尿素呼気試験といって試験のためのお薬を1錠飲んでいただき、その前後で呼気をとることで調べられます。これなら胃カメラはいりません。もう一つは胃カメラをのんだ時に胃粘膜の一部を鉗子でつまんで取り、それに特殊な試薬をかけて調べる迅速ウレアーゼ法があります。
Q:ピロリ菌ってどうやって取り除くのですか?
A:胃カメラ検査の検査料は11400円ですので、保険の自己負担が3割の方は3420円、1割負担の方は1140円です。通常はこれに胃の運動を抑える注射代などがかかりますのでもう少し料金がかかります。
Q:胃カメラ検査を受けると、どれくらいの料金がかかりますか?
A:胃カメラ検査の検査料は11400円ですので、保険の自己負担が3割の方は3420円、1割負担の方は1140円です。通常はこれに胃の運動を抑える注射代などがかかりますのでもう少し料金がかかります。
Q:最近、甘いものを食べすぎたり、夜、床に着いてから胸焼けがひどくなります。また、いつも胸がつかえているような感じもあります。どういった病気が考えられるのでしょうか?
A:おそらくそれは逆流性食道炎です。逆流性食道炎は食道と胃の間にある括約筋がゆるんだために胃液が食道に逆流しておこります。通常この括約筋は食べ物や飲み物を摂った時だけ開いて食べたものを胃に通過させますが、括約筋が緩んでくると胃液が食道に逆流するようになります。胃液の中には胃酸が含まれているので、これが食道粘膜を刺激して胸焼けがおこるのです。この治療のためには胃酸の分泌を抑えるお薬を飲みます。これによって胃液が逆流しても食道粘膜に刺激にならないので症状が取れます。
Q:検診で便潜血反応が陽性となり、精密検査を指示されました。この場合、どのような精密検査をおこなうのでしょうか?また、費用はどれくらいでしょうか?
A:便に目に見えない血液が付着しているのが便潜血反応陽性ということです。これはおもに大腸にあるがんやポリープからの出血が便に付着しておこります。従って、便潜血反応陽性の際の精密検査は大腸カメラをおこない、がんやポリープがないかどうか調べることになります。大腸カメラ検査の検査料は15500円ですので、保険の自己負担が3割の方は4650円、1割負担の方は1550円です。通常はこれに腸の運動を抑える注射代などがかかりますのでもう少し料金がかかります。
Q:大腸ポリープはどうして治療しなければいけないのでしょうか?
A:大腸ポリープのうち、腺腫といわれるものは癌になりやすいと言われています。実は大腸ポリープの90%が腺腫なのです。従ってポリープはできるだけ切除したほうがいいのです。
Q:大腸ポリープは大きさによってがんになる確率は違うのですか?
A:そのとおりです。ポリープにがんが存在する率(担癌率)は5mm以下で3%、6-10mmで10%、11-20mmで50%、21以上で80%と言われています。ですから、2,3mmのポリープなら1年ぐらい様子をみてもいいのですが、6mm以上なら切除したほうがいいと思います。
Q:大腸ポリープをとるのは通常どのようにするのですか?必ず入院が必要ですか?また、ポリープ切除の費用はどれくらいでしょうか?
A:大腸ポリープは通常内視鏡で見ながら切除できます。外来で可能か、あるいは入院が必要かはポリープの大きさによります。ポリープの大きさが10mm未満であれば当院外来で切除が可能です。しかし、10mmを越えると切除後の出血や穿孔(腸に穴があくこと)の頻度が高くなります。当院では10mm未満のポリープは当院外来で切除しています。しかし、10mmを越えるものは当院と提携している入院可能な施設に切除を依頼しています。ただ、これは10mm以上のポリープ切除に必ずしも入院が必要ということではありません。もし出血や穿孔などの大きな合併症が起きた時に入院設備のあるところでないと対処が困難ですので切除を依頼するということです。内視鏡的大腸ポリープ切除の検査料は53600円ですので、保険の自己負担が3割の方は10680円、1割負担の方は5360円です。通常はこれに腸の運動を抑える注射代や、とったポリープを病理の先生にがんかどうか見てもらうための診断料などが発生しますのでもう少し料金がかかります。ポリープは1度に何個とっても料金は同じです。
Q:下痢が続くので心配になり、ネットで調べたら過敏性腸症候群に当てはまるようです。過敏性腸症候群とはどんな病気ですか?治療はどうしたらいいのですか?
A:過敏性腸症候群とはがんなどの病気はないのに、下痢や便秘などに腹痛を伴う病態です。おもに思春期や中年女性、あるいはストレスの多い30歳代男性に多く発症します。治療は腸の運動機能を正常に保つお薬を使用しますが、誘因となるストレスなどを取り除くことも必要です。このために西洋のお薬だけではなく、当院では漢方薬やヨガなどを用いて体と共に心がのびやかとなる統合医療をおこなっています。
Q:検診でウィルス性慢性肝炎があり、治療が必要だと言われました。治療はどのようなものでしょうか?また、治療しないとどうなりますか?
A:ウィルス性慢性肝炎はB型もしくはC型肝炎ウィルスによって引き起こされる慢性の肝臓の炎症です。放置すると肝硬変(肝臓全体に繊維化がおこり、肝臓が固くなること)となり腹水がたまったり、食道や胃に静脈の瘤ができてそれが破裂したりといった、命にかかわる合併症が起こることがあります。また、肝臓癌が発生してきますので、ウィルス性慢性肝炎はきちんと治療しないといけません。治療はB型とC型で異なります。B型の場合は飲み薬をのめば良くなります。C型はインターフェロンという注射とリバビリンという飲み薬を併用して治療します。これらの治療は国や道が治療費の補助をおこなっていますので、治療費の心配はあまりありません。
Q:検診の超音波検査で脂肪肝といわれました。脂肪肝ってどんな病気ですか?
A:脂肪肝は肝臓に中性脂肪がたまっている病気です。通常血液中のコレステロールや中性脂肪が高い肥満の人や、お酒をたくさん飲む方に多く見られます。肝機能異常がなければあまり心配ありませんが、肝機能異常を伴っている場合は肝臓を庇護するお薬を飲まなければいけない場合もあります。最近、飲酒をされないにもかかわらずアルコール性脂肪肝炎像を呈する病気が注目されています。非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)といって肝硬変や肝癌が合併することもあります。脂肪肝だからといって簡単に考えずに一度病院でよく調べてもらいましょう。当院には最新式のエコーとCTを設置しておりますので、脂肪肝の診断が速やかにできます。
Q:検診の超音波検査で胆石があるといわれました。腹痛はまったくないのですが、心配です。どういったことに注意したらいいですか?
A:それは「無痛性胆石症」ですね。胆石があってもまったく症状がない場合をいいます。この場合、手術やお薬は必要ありませんが、天ぷらや鶏の唐揚げなどの油こい物や卵の黄身など食べ過ぎると腹痛が出ることがありますので、これらは食べ過ぎないことが大切です。
Q:お酒が好きなのですが、最近みぞおちや背中の痛みがあり、病院に行ったらアルコール性慢性膵炎といわれました。これからどのような事に注意したらいいでしょうか?
A:アルコール性慢性膵炎は飲酒が原因でひきおこされた慢性膵炎です。みぞおちや背中の痛みが出てきます。この病名がついたら、まずお酒はやめてください。油こい物も食べると炎症が悪化したり、下痢をしますので、控えてください。続けてお酒を飲んでいると良くならないばかりか膵炎が進行して最終的に糖尿病になってしまいます。膵炎が原因の糖尿病はインスリン注射を一生しないといけなくなります。さらにこわいのは、慢性膵炎の急性増悪です。これは急性膵炎と同じで重症化すると死亡率は20%にものぼります。これを避けるためにも禁酒が必要です。
がん治療編
Q:そちらのクリニックではがん治療として気功やヨガ、料理教室をやっているということですが、料金はどれくらいかかるのでしょうか?
A:当院は保険診療のクリニックです。気功やヨガ、あるいは料理教室はあくまで診療の一環としておこなっておりますので、お支払いいただくのは再診料と料理教室材料費(実費)のみでございます。
Q:抗がん剤治療も受けることができますか?
A:当クリニックには専用の化学療法室がございますので、そちらで受けていただくことが可能です。化学療法室にはリクライニングシートをご用意しており、こちらに専用の地デジ対応テレビと読書灯を備えておりますので、長時間の化学療法も苦痛なくお受けいただけます。
Q:入院が必要になった場合の対応はどうなっていますか?
A:当院と提携している在宅医療クリニック、ホスピス、入院緩和ケアが可能な施設がございますので、必要な場合はそちらをご紹介いたします。
Q:夜間の急変時が心配です。夜間、クリニックに連絡をとることはできますか?
A:夜間の連絡先として専用ホットライン(090-3468-3217)を設けておりますのでご利用ください。
Q:診療時間スケジュールを見ますと、「がん治療指導」という時間がありますが、これはどういうものですか?
A:これはがんの患者さんが最初に当クリニックにお出でいただく際にご予約いただく時間帯です。通常の時間帯ですとゆっくり時間をかけてがん治療のお話をさせていただくことが難しいため、このような時間帯を設けております。通常、現在のがんの状況の把握、当クリニックでの治療のご説明、そしてお一人お一人の病態に応じた治療戦略を立てるなどを約1時間かけておこなうものです。






